転職時の自己紹介で好印象を残そう!
転職などで新しい職場で働く保育士さんにとって、自己紹介はとても大切な要素となります。
自己紹介による第一印象によって今後のお付き合いの仕方が決まるといって過言ではありません。
自己紹介の目的は、これからいっしょに働く職員や、担任となる子どもたちとその保護者の方たちに、自分の名前と顔を知らせることです。
効果的な自己紹介を考えることで、周囲に良い印象を与えることができ、今後のコミュニケーションをより円滑なものにすることができます。
まず、職場の人たちに自己紹介する場合をみてみましょう。
出勤初日はとても緊張しますが、笑顔を忘れずに、明るくはっきりとした声で挨拶しましょう。
たとえ人前で話すのが苦手であっても、前向きに自己紹介しようとしていることが伝われば、暖かく迎え入れてもらえます。
職員への自己紹介では、一文が長くならないように気をつけましょう。
○○でえ~などと、語尾を伸ばすような話し方はNGです。
ハキハキと話しましょう。
前の職場での実績や、自分の得意分野について話すのもいいですね。
そして最後は、慣れない職場なので迷惑をかけることがあるかもしれませんが、よろしくおねがいしますと、謙虚な気持ちを示して自己紹介をしめくくりましょう。
子どもたちにわかりやすく自己紹介しよう
クラスの担任として、子どもたちに自己紹介をするときは、いきなり話しかけないよう注意しましょう。
子どもたちはそれぞれが、気の向くままに過ごしています。
まずは、子どもたちが自分に意識を向けるように導きましょう。
そして子どもたちが自分に意識を向けてから話し始めます。
このときには、子どもたちに理解できる噛み砕いた言葉を選んで話します。
そしてみんなに聞こえるように大きな声で、はっきりとゆっくりと発声しましょう。
小さな子どもたちは、言葉を聞いて理解するよりも、視覚による情報のほうを好みます。
自己紹介グッズを用意しておくのも、おすすめです。
例えばスケッチブックを用意して、1ページめに名前、次のページに自分の好きな食べ物、次のページに自分が好きな動物など、絵を描いてそれを紙芝居のようにめくりながら、自己紹介をすると伝わりやすいのではないでしょうか。
このほかにも、布で自分の好きなものを作って、ポケットから出しながら自己紹介をするのも、次にポケットから何が出てくるのだろう?と子どもたちの興味を集めることができます。
工夫次第で、すてきな自己紹介ができるのではないでしょうか。
保護者には安心感を与える自己紹介を
保護者への自己紹介では、これから子どもたちの担任として、どのようなクラスにしていきたいのか、豊富を付け加えて自己紹介するとよいでしょう。
我が子の担任がどのような人なのか、安心して子どもを預けられるのかを、保護者はとても気にします。
責任感があり、子どものことを第一に考える保育士であることをわかってもらえるような自己紹介を考えましょう。