1. >
  2. >
  3. 広がるアイデア!色々な新聞遊びをご紹介

広がるアイデア!色々な新聞遊びをご紹介

新聞遊びの目的

新聞紙は、身近でお金がかからない遊びの材料の一つです。
新聞紙を使えば、いろいろな遊びができるので、室内遊びに重宝しますが、新聞遊びの目的は何なのでしょうか。
年齢別にみていきましょう。

まず0歳児です。
0歳児の場合は、新聞紙を細い短冊のように切って揺らすと、興味を持って触ろうとしてきます。
この興味を育てることや、触ろうとする積極性を育てることが目的です。

1歳児になると、もっと積極的に遊ぶようになります。
いろいろな物に興味を持ち、自分の手で触って感触を確かめたり、音を出したりしてたりしみます。
1歳児では、新聞紙の感触や音などを楽しむことで感性を養うのが目的となるでしょう。

2歳児になると、創造力が発達してきます。
新聞紙をほかの物に見立てて遊ぶなど、想像力を鍛えるための教材として使うことができます。

3歳児になると新聞紙を重ねたり、丸めたりして色々なものを作れるようになります。
保育士がテーマを決めて、新聞紙でいろいろなものを作ることで、1つの物でもさまざまな使い方ができることを教えます。

4歳児では、新聞紙の弱点を知り、弱点を解決するための方法を考えるなど発想力を伸ばすのが目的となります。
新聞紙は破れやすいのが弱点ですが、これを克服するために、風船運びという遊びがあります。
これは新聞紙の両端を2人または4人の子どもが持って、新聞紙の上に風船を乗せて運んでリレーするゲームです。

1人が慌てたり、油断したりすると、新聞紙はすぐに破れてしまいます。
友達との協調性を養うのにも最適の遊びです。

5歳児になると小学校を控えているため、協調性が今まで以上に必要になります
そこで、卒業制作としてみんなで協力して新聞紙で何かを作り上げるなど、協調性を育てるための教材として使われることが多いようです。

おすすめの新聞遊び

新聞紙を使った遊びはたくさんありますが、手軽なのがかけっこです。
1枚の新聞紙を広げて、横長にして胸に当てます。

そのままの状態でヨーイドン!の掛け声で、新聞紙から手を離してかけっこをします。
新聞紙を落とさないためには、思いっきり走らなければいけません。
新聞紙を落とさずにどこまで走れるか、ドキドキする遊びです。

また、新聞紙を帯状に細長く切るだけでも、子どもたちは豊かな想像力をめぐらせ、楽しく遊んでくれます。
細長く切った新聞紙を床に置き、片方をもってくねくねと動かすと蛇、上下にゆらゆらと揺らすと波、ぐるぐると回すと扇風機、床に円を描くように置くと境界線になって、その中がお家に早変わりします。
このほかにも、ズボンにはさんでしっぽにするとネズミ、二人で両端を持つとかけっこのゴール……細長い紙が、さまざまなものに変身します。

このほかにも新聞紙を紙吹雪のように細かくちぎって投げたり、ご飯などに見立てておままごとをしたたり、工夫次第で遊び方は無限大です!