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男性だからできる

男性保育士の割合と需要とは?

男性保育士は3割ほど

保育士は女性の職場とはなってはいますが、その中でも男性保育士もいます。
全体の保育士の中で男性の割合は1割ほどとなっており、年々徐々に男性保育士の数は増えてきています。
20年ほど前と比べると男性保育士は、1万人ぐらい増えています。

しかし男性で保育士の資格を持っている中で、保育士として働いている方は、保育士全体で3割ほどであり、残りの7割の方は他の仕事をしています。
どうしても保育士の給料は低いので、まずこれが男性として保育士で働く場合のネックとなります。

ただ男性は力がある、子供に男性的に接することができるなどのことがあり、女性にはない強みも持ってます。
また、女性よりも男性の方が力が強いので、力仕事などをしてもらうにも向いており、そのような部分でも男性保育士が必要とされることがあります。

男性保育士の需要

男性保育士は、保育園が積極的に採用に動くということは少ないですが、その中でも男性保育士を採用したいと考えている保育園はあります。
特に保育園だと行事が多く、また通常勤務の時でも、力を必要とする仕事などで男性がいればいいと思うこともあり、そのような需要から採用する保育園もあります。

ただ女性保育士しかいないような保育園が急に男性保育士を獲得しようというようなことはなく、まずは他の保育園の男性保育士の活躍の様子を園長などが聞き、それを基に採用しようと考えて獲得していくところが多いです。
つまりは口コミで男性保育士が少しずつ増えていっているのです。

また保育園は男性保育士がいるだけでも、園内の様子も変わってきます。
男性保育士がいると、園児はダイナミックで激しい遊びもできますので、特に男児にとってはとても良い影響を与え、成長にも良いです。
普通の家庭は子供の他にお母さんとお父さんという女性と男性がいるのが普通であり、男性保育士がいると保育園もそのような感じになり、子供ものびのびと生活をできます。

男性保育士が園にいるだけで、今までになかった環境を生み出します。
防犯対策、力仕事、保育園の環境作りなどと、男性保育士の需要は少しずつ増えてはいます。
今は保育園に1人の割合で男性保育士がいるようになっており、多いところだと3人ぐらいいます。

ただ需要があっても、保育園に馴染んでスムーズに仕事をしていけるかは、その人次第です。
女性ばかりの環境の中で仕事をしなければならず、鈍くさくて仕事ができないとなると保育園に行っても苦労するばかりです。
特に女性が多いので、仕事ができないとなると、園児、職員の女性、保護者の女性、そして園長などからと四面楚歌になって大変なことになります。
まずはよく考えて、男性保育士を目指すか決めていかないとなりません。