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泣いてる子

子どもが泣いて登園して来た時のポイント

泣いても親は笑顔を見せる

子供が登園するときに泣くのは、いくつか理由があります。
嫌いな先生がいる、保育園になじめない、友達と上手く遊べない、登園前忙しくてあわただしい雰囲気に流されて泣く、などの理由があります。
このような状況の中で、親が余計に焦ってしまうと、子供はさらに嫌がって登園したくないと言います。

無理矢理に子供を保育園に連れて行こうとすると、子供は親が自分を遠ざけようとしていると感じてしまいます。
中には子供は保育園に通うと次第に知恵を付けて、親から離れたくないために、泣いて訴えるようになる子供もいます。
しかしそうは言っても、どのような場合でも、子供を保育園に連れて行かないとなりません。

そのときに親がさらに焦ったり泣いたりするのは良くなく、親が焦ると余計に子供もその気持ちを受け取ってしまうので、子供には笑顔を見せてあげましょう。
子供が嫌がって泣くので保育園を休ませるという方もいますが、よほどの理由がなければ笑顔で見送って保育園に行かせましょう。
親が笑顔で見送ると、子供はその笑顔を大丈夫と言っている合図として受け取ります。

多くの子供が保育園に行きたくないということを体験しますが、結局無理にでも保育園に親が見送って行かせると、保育園に行けば楽しくなるということも多いです。

登園前は余裕を持つ

登園前はできるだけ親が余裕を持つようにして、できるだけ時間を作りゆっくりと登園の準備ができるようにします。
いつもより子供を早く起こす、前の日に保育園に持っていく持ち物を用意する、朝食は早めに用意しておく、などのことをすると朝時間に余裕ができます。

洗濯や掃除なども朝終わらせたいと言う方もいますが、できれば子供がいる時間は避けた方が良いです。
そうして朝時間に余裕を持たせれば、心にも余裕ができて、焦ることもなくなり、子供を笑顔で見送れます。

・子供とスキンシップ

できるだけ登園前には、子供とスキンシップをとりましょう。
家を出る前に絵本を読む、夜ご飯は何にするか一緒に考える、早めに家を出て公園を一緒に散歩するなどが良いです。
こうすることで、子供は保育園に行くということから気をそらす事ができます。
またスキンシップを取ると、子供が安心することができます。

・大丈夫という言葉

保育園に行きたくないとはっきりと拒否する子供には、気を紛らわせるよりも、親から大丈夫という言葉をかけてあげるのが良いです。
「このアメを食べたら元気になって、寂しくても大丈夫だよ」「アンパンマンキーホルダーは、寂しくないように大丈夫という魔法をかけているよ」などのように話しかけてあげます。
親からの大丈夫という言葉は、子供にとって何より元気づけてくれる魔法の言葉になります。